【ミニインタビュー】2021年度審査員 根津孝太さん
第2回目は、デザイナーとして活躍する根津孝太さんのインタビューです。
カーデザイナーとして長年キャリアを積んできた根津さんですが、2020年グッドデザイン金賞を受賞した家族型ロボット [LOVOT[らぼっと]]を見たことのある方も多いのではないでしょうか。根津さんがどのような作品に心を掴まれるのか、とても楽しみです!
「LOVOT」 グッドデザイン賞 金賞受賞
トヨタ自動車を経て2005年znug design設立。電動バイクzecOO、家族型ロボットLOVOT、トヨタコンセプトカー、サーモス携帯マグなどの開発を手がける。 |
ーコピックアワード2020の作品で気になるものはありましたか?
「Don't believe everything at face value」/Ja_Sutapat氏の作品がとても気になりました。入賞作品はどれも印象に残るものばかりでしたが、丁寧に描き込まれたやさしいトーンと、虎の切ない表情のコントラストに、心をわしづかみにされました。勝手にストーリーを考えてしまいますね。
次世代アーティスト賞グランプリ「Don't believe everything at face value」/Ja_Sutapat
ー作品を観る際はいつもどのようなところに着目していますか?また、コピックアワード2021ではどのような作品を期待しますか?
作者の「個性と熱量」に着目しています。一人ひとりの描きたいテーマを、どれだけの熱量を込めて、どのように表現するか、とても楽しみにしています。
ーコピックアワード2021審査員としての意気込み、応募を予定している方へのメッセージをお願いいたします。
のびのびと楽しく描いていただきたいです。その楽しさを、しっかりと感じ取りながら、全身全霊で審査をさせていただきます。
ーコピックの思い出やエピソードはありますか?
以前勤めていた自動車会社には画材コーナーがあって、そこにたくさんのコピックマーカーがストックされていました。いつも「この棚ごと持って
帰りたい!」と思っていました。(笑)
これまでのインタビューはこちら
・大暮維人さん