コピックアワードとは

「COPIC AWARD」とは、コピックを使用し創作された作品を発表する場をインターネット上で提供し、世界中のコピックファンを作品でつなぎ、コピックでの作画・制作をより楽しいものにすることを目的としたイベントです。
第1回目となったコピックアワード2017の作品応募総数はなんと1500点。日本を始め、世界中から作品応募がありました。第2回目となる今回はカテゴリにとらわれない、多様な作品を募集します。

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審査結果

グランプリ

The Explorer

Grace Netanya

United States of America

Key Colors

審査員全員一致で、この作品をグランプリに選出いたしましました。
あどけない少年がいて、鏡の向こうにいる違う姿をした自分の姿を見ている、その考えさせられるユニークな発想がまさに絵のイマジネーションの世界であり、とても素晴らしいと思いました。
ひとつの絵を描くということにおいて、やはり「何をテーマに描くか」ということが大切だと思います。基本的に世界的にお仕事をする場合はオリジナリティであるということがとても重要だと思います。今後もご自分の世界、オリジナリティを追求していただきたいと思います。

コメント:コシノジュンコ

準グランプリ

永き眠りから覚めて

ほしみ

Japan

Key Colors

まず、少女にインパクトがあります。決して強くはないけれど、麗しく美しく可憐でありながら、どこか憂いを感じる少女に魅了されました。(今回の作品の中でも)少女をモチーフにしたものは多いと思いますが、こちらの絵は緑の使い方が非常に独特で、他の色とのバランスが美しいことが決め手になりました。長き眠りから覚めて、SFだとか童話にも通ずるという普遍的なテーマですが、自分の世界観のなかに落とし込んで描かれているという点も魅力的に感じます。

コメント:手塚るみ子

準グランプリ

Mother

Rodrigo Matias

Brazil

Key Colors

細部まで丹念に描かれていて、細部どうしがきちんと関係していてひとつの世界を作ることに成功しています。描かれた女性の美しさもそうですが、落ち着いたトーンの色味の美しさにも引き込まれます。祈りの世界に吸い込まれる様な、描き手のエモーショナルさを感じることができる作品です。これからもぜひそのテンションを保ちながら作品を作っていってください。

コメント:松下計

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