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【ミニインタビュー】2022年度審査員 押元一敏さん

 2022.07.06

今年も、各界で活躍されているクリエイターの方々にコピックアワードの審査員を務めていただきます。
審査員の方々より、コピックアワードへのご応募を検討されている皆さまに向けて心強いメッセージをいただきましたので、簡単なインタビュー形式で紹介いたします。作品を制作する上でのヒントや新しい発見などが見つかるかもしれません。ぜひご覧ください!

コピックアワード2022 審査員(※敬称略、順不同)
・一乗ひかる
・根津孝太
・押元 一敏
・木村 絵理子
・末次 由紀

第1回目は、東京藝術大学デザイン科准教授、画家として幅広く活躍されている押元 一敏さんです。東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業後、様々な商業デザインを担当されているほか、三溪日本画賞展大賞を受賞するなどアートの分野でも多くの受賞経歴をお持ちです。
アートとデザインの垣根を超え横断的な考え方を持つ押元さんは、コピックアワードに寄せられるどんな作品に惹かれるのでしょうか。今からとても楽しみにしています。


forest月


押元 一敏
東京藝術大学デザイン科准教授/画家

1995年東京藝術大学美術学部卒業、1997年同大学大学院修了、2013年現職。三溪日本画賞展大賞(1998年)、アーティストグループ「風」入賞(2012年、2013年、2015年)、郷さくら美術館「桜花賞」大賞(2015年)など受賞歴多数。個展・グループ展などで活躍。

ーコピックアワード2021の作品で気になるものはありましたか?

作品名:Anne Roos Art
作者名:Making waves
美しい色のトーンに惹かれました。葛飾北斎の「上町祭屋台天井絵『怒涛図』」を思い浮かべて日本的な感性かと思いましたが作者が外国の方で驚きました。

SNS賞「Making waves」/Anne Roos Art

 

ー作品を観る際はいつもどのようなところに着目していますか?また、コピックアワード2022ではどのような作品を期待しますか?

一言で言えば挑戦している作品ですかね。独創性や革新性といった表現で自身の世界観を創りあげているかに着目します。特に私が持っていない感覚の作品に出会えることに期待しています。

ーコピックの出会いや思い出のエピソードはありますか?

学生時代にレンダリングの授業で初めて使用し、少しプロっぽくなれたような思い出があります。
デザインの道具という認識でしたが、その後の画家という立場でもスケッチの際にマルチライナーペンをよく使っていました。
皆さんの作品を観ると改めて表現と可能性の幅が大きいことに気づかされます。

ーコピックアワード2022審査員としての意気込み、応募を予定している方へのメッセージをお願いいたします。

今回、初の審査でどんな作品と出会えるのか楽しみです。皆さんの着眼点と想像力の豊かさは無限だと思います。
そこに作品に対するこだわりがプラスされることで魅力が生まれるのではないでしょうか。
是非我々をあなたの世界観に引き込んでもらいたいと期待しています。

 

押元さん、皆さんへのメッセージありがとうございました。


桜花爛漫



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