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【ミニインタビュー】2024年度審査員 板垣巴留さん

 2024.05.28

第5回目のインタビューは、世界中で人気を博す『BEASTARS(ビースターズ)』や『SANDA(サンダ)』の作者である板垣巴留さんにお話を伺いました。
魅力的なアナログ原稿で知られる板垣さんに応募者の方へのメッセージをいただきました。



板垣巴留
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漫画家

2016年、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて読み切り連作「BEAST COMPLEX(ビーストコンプレックス)」で漫画家デビュー。
その後、初連載『BEASTARS(ビースターズ)』が話題を呼び、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞や第11回マンガ大賞大賞、手塚治虫文化賞新生賞など多数受賞。アニメ化もされた。現在、『週刊少年チャンピオン』にて『SANDA(サンダ)』連載中。

 

ーコピックアワード2023の作品で気になるものはありましたか?

作品名:Tensing and Hillary
作者名:Hillary and Tenzing
コピックアワード応募作品Tensing and Hillary
Tensing and Hillary」/Hillary and Tenzing

写真のような構図を絵にすることで魅力が倍増し、目に止まる作品になっています。
服の素材感、背景の山の遠近感、後ろの男性の悪戯っぽい笑み、しかも理想の三角構図!
コピックでここまで重厚感が出るのもすごいです。とても好きな絵です。

ー作品を観る際はいつもどのようなところに着目していますか?また、コピックアワード2024ではどのような作品を期待しますか?

たまに漫画賞の審査をしますが、いつだって審査基準は"既視感のない作品"です。ぐちゃぐちゃでも破綻しててもいいので、見たことない世界に連れてってくれる作品が見たいです!
 

板垣巴留によるBEASTERS 単行本の表紙の画像
BEASTARS 作品紹介
肉食動物と草食動物が共存する世界。
ハイイロオオカミのレゴシを主人公に、青春や信念を賭けた戦い、恋に苦悩と、動物版青春群像劇が繰り広げられる。

 

ーコピックの出会いや思い出のエピソードはありますか?

中学生頃から憧れて、画材屋で一本ずつ買い足していました。コピックって沢山色数があってこそ良さが発揮されるので、それを体験していくのが楽しかったです。
 

ーコピックアワード2024審査員としての意気込み、応募を予定している方へのメッセージをお願いいたします。

コピック使って楽しく描けたら見せてください!
 

ー板垣さん、メッセージありがとうございました。
 


マンガ『BEASTARS』のキャラクター『レゴム』姿の板垣巴留先生
マンガ『BEASTARS(ビースターズ)』のキャラクター『レゴム』姿の板垣巴留先生

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