【ミニインタビュー】2024年度審査員 落合翔平さん
コピックアワード2024も、漫画やアート、イラストやデザインまでさまざまな業界で活躍されているクリエイターの方々にコピックアワードの審査員を務めていただきます。
審査員の方々より、コピックアワードへのご応募を検討されている皆さまに向けて心強いメッセージをいただきましたので、簡単なインタビュー形式でご紹介いたします。作品を制作する上でのヒントや新しい発見などが見つかるかもしれません。ぜひご覧ください!
コピックアワード2024 審査員(※敬称略、順不同)
・板垣 巴留
・落合 翔平
・中村 佑介
・根津 孝太
・箭内 道彦
第1回目のインタビューは、多摩美術大学生産デザイン学科出身、ダイナミックで予想不能な形状や立体感、力強い筆圧で描かれた線画が特徴的な画家の落合翔平さんです。
落合さんがこれまでに手がけられてきた作品を交えメッセージをご紹介いたします。
Sean Wotherspoon × adidas originals × Shohei Ochiai "SW HEMP GAZELLE"
多摩美術大学生産デザイン学科 プロダクト専攻を卒業後、2018年から画家として活動を始める。 |
ーコピックアワード2023の作品で気になるものはありましたか?
作品名:クッキーとぼうしとドーナツ
作者名:木村真由子
「クッキーとぼうしとドーナツ」/木村真由子
一目見て惹きつけられました。大胆な形、大胆な塗り方、塗り・線がはみ出ている所など随所に自由さを感じとてもいい絵だと思いました。 絵の左部分は多分ボールペンで色を塗っていると思うのですが、ランダムで勢いある筆跡に力強さを感じました。 塗りむらもサインの場所もかっこいいです。全てが魅力的です。この方の他の絵も沢山見たいです。
SUNTORY「-196℃ STRONG ZERO ダブルレモン」 × Shohei Ochiai
Pharrell Williams × Shohei Ochiai "JOOPITER Son of a Pharaoh Graphic Exhibition Throw Blanket"
ー作品を観る際はいつもどのようなところに着目していますか?また、コピックアワード2024ではどのような作品を期待しますか?
絵から作者の方のバックグラウンドが想像できるような絵が好きです。 どんな生活してたらこんな面白い絵描けるんだろうとか、どこでこの色彩を手に入れたんだろうとかです。 自分も現役の画家なので、その絵をみて「負けたくないな」と思ってしまうようなインパクトある絵を期待してます。
ーコピックの出会いや思い出のエピソードはありますか?
コピックを初めて使ったのは大学のプロダクトデザインの授業でした。その後絵を描くときにも使うようになりました。
自分は色んな画材を使って絵を制作しているので今でもコピックにはお世話になっています。
コピックは中間色が沢山ある所が嬉しいです。グレーの種類も豊富で最高です。
わがままを言えば今の倍ぐらい中間色を出して欲しいです。
アトリエでの制作風景
Cactus
ーコピックアワード2024審査員としての意気込み、応募を予定している方へのメッセージをお願いいたします。
日頃の喜怒哀楽全てをブチ込み出力された作品に、その人の持ってるパワーを感じたいです。
ー落合さん、メッセージありがとうございました!
yonawo × Shohei Ochiai “yonawo 3rd anniversary live
「YONAWO YAON」日比谷野外大音楽堂ワンマンライブのキービジュアル”